初めてのV:tR体験記

テストプレイの結果を振り返ること

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本番六日前

 さて、色々教訓のあったテストプレイだった。実は修正するのはそれほど難しくない事項ばかり。でも、簡単に直してしまうと「シナリオの雰囲気と言うか伝えたいことと言うかプレイヤーにやってほしいことと言うかそういうの」が削れてしまう気がする。しかし僕は今回、サークルの「顔」なのだから失敗もできない。そして、相談しようにも coyoteD20 氏は帰省中……。

 取り敢えずは気に掛かる点を箇条書きにしてみた。

 ちょっと多いな……。

 何と言いますか、高度にえすに的セッションでした、はい。特にやることを与えず、情況だけ提示して「はい、PC同士お話してね」というのは過去何度と無く繰り返されてきたパターンです。まあそういう楽しみ方もあるのかもしれませんが、普通、特に『ヴァンパイア』が初めてだとこれじゃプレイできんでしょう。

テストプレイヤーの一人

 むむむ。厳しいお言葉。そうだな。「遊ばせている」感じになるのは嫌だけど、つまりこれ以上ハンドアウトに強制的なことは書きたくないけど、状況はもう少し誘導的でもいいかも。

 coyoteD20 氏が帰って来て「もっとPCに動機を与えてプレイし易いようにしろって言われましたよ」と報告すると、「放って置けよ」。いやそれはちょっと、キツイお言葉……。PC3が学校から出て一人になってしまったことも言うと、「殺せよ」である。しかしこれは効いた。そこまでしていいと思うと、かなり気が楽だ。そりゃ、愚かな行動をした場合には、死んだって文句言えないというのが普通だもんな。僕は甘すぎた。

 s2 は、その調子で妥協せずにいこうと決意したのだった。

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