初めてのV:tR体験記

悪計、費えること

前に戻る

同日、深夜

 人間、楽はできないようになっているものである。下は我らがストーリーテラーとの会話。

 小羊曰く、「我らが語り部よ、わたしもあなたの歩んだ跡を辿ることになりました。どうか戒めと道を示したまえ」
 訳:s2 が言うには、ST、僕もデモクロやります、ネタバレで読んじゃいけない箇所と、アドバイスがあれば教えてください。

 偉大なる語り部曰く、「汝の刻は限られる。人は必ずしも同じ道を辿るものではない」
 訳:僕らのSTが言うには、ちょっと予定された時間内には難しいんじゃないでしょうか、シナリオを一から作るのをお勧めしますよ。

 かくして s2 はルールブックを読み、coyoteD20 氏は断片的な情報からシナリオを作ることとなったのであった。世の中そううまくはいかない、後悔……反省しよう。

 この時点で s2 が読んでいたのは、大して役に立たない能書き十行ほど(『V:tR』の概説)、訳していたのは表一つ(罪の階梯)だけであった。

教訓:巧い話には罠がある。約束されたことの五割増しの苦労は覚悟すること。

次に進む
初めてのV:tR目次に戻る
セッションレポート目次に戻る
ホームに戻る